人権作文のパクリはわかるか?
人権作文を書くときは考えるのが大変であるため、ネットにあるもののパクリを考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、他の人の人権作文のパクリはすぐにわかります。
現在はパクリした文章を調べるソフトもあるため、パクリしたものかどうかはすぐにわかります。
ネットにある人権作文は、評価がある程度行われている可能性が大きいため、パクリしたものをコンクールなどにそのまま提出するようになれば、大変なことになります。
なお、パクリしたものがわかったことも過去にはあるそうなので、十分に注意しましょう。
人権作文のパクリはどうしてわかるか?
学校の宿題程度であれば、人権作文のパクリでも先生によっては目を瞑るときもあるかもしれません。
しかし、人権作文のコンクールに提出するときは、パクリしたことが後からわかると大変なことになるでしょう。
では、人権作文のパクリはどうしてわかるのでしょうか?
人権作文のパクリがわかる理由としては、次のようなことが挙げられます。
コピーを確認するツールがある
スマホヤパソコンで「コピペチェック」というキーワードで検索してみましょう。
検索すると、いろいろなコピーを確認するツールがありますが、このようなツールを使うと文章がパクリしたものかどうかすぐにわかります。
このようなツールでパクリした人権作文を確認してみると、ネットにあるものとどの程度一致しているかがわかります。
学校の先生などは、特に人権作文のコンクールに提出するような優れたものはこのようなコピーを確認するツールで調べることがあります。
そのため、人権作文がパクリでないということをはっきりさせるためには、コピーを確認するツールで引っかからないことが必要です。
他の人の人権作文とかぶった
人権作文を毎年見ている先生は、他の人とかぶっていないか必ず確認します。
パクリでなくても、ちょっと変えてもすぐにわかるでしょう。
この先生が確認する人権作文は、その年のもののみでなく、過去のものも含まれるということを把握しておきましょう。
人権作文のパクリはどうして駄目か?
では、人権作文のパクリはどうして駄目なのでしょうか?
人権作文のパクリが駄目な理由としては、次のようなものが挙げられます。
信用が無くなる
提出した人権作文がパクリしたものであるとわかれば、再度提出する必要がある、成績が下がるというようなことがあります。
さらに、人権作文のパクリは先生からの信用が無くなります。
また、パクリした人権作文をコンクールにそのまま提出して、受賞した後にパクリしたものがわかれば最悪のケースになります。
受賞した後にパクリしたものであるとわかると、先生だけでなく学校の信用も無くなります。
軽い気持ちで問題ないだろうと思って提出した人権作文が、他の人に非常に迷惑がかかることを把握しておきましょう。
罰されるときがある
人権作文のパクリは、著作権があるものを無断で使ったということで著作権侵害になるときがあります。
また、人権作文の内容などを著作者に無断で変えるようなことも、著作権侵害になるときがあります。
著作権侵害のときは、次のような罰則を受けるときもあります。
著作権侵害は、侵害した人を著作者が告訴すると処罰できる犯罪になります。
著作権侵害は1000万円以下の罰金または10年以下の懲役、著作者人格権侵害などは500万円以下の罰金または5年以下の懲役などが決まっています。
また、著作権などを法人が侵害したときは、3億円以下の罰金が科せられます。
さらに、著作権法が平成24年10月に改正されたことによって、私的に使うためでも、アップロードが無断で行われていることがわかって、しかも有償でダウンロードできる著作物などが提示・提供されていることがわかったときは、このサイトからデジタル録画・録音を自動公衆送信で行えば、200万円以下の罰金あるいは2年以下の懲役が科せられるようになっています。
なお、罰金刑と懲役刑は一緒に科せられることがあります。
人権作文のパクリを無くすためには?
では、人権作文のパクリを無くすためにはどうすればいいのでしょうか?
そのためには、まず、人権作文のテーマを決める必要があります。
人権作文としてはさまざまなテーマがあります。
例えば、割合わかりやすいテーマとしては平等権があります。
平等権というのは、不当な差別をされない権利です。
差別についてのテーマとしては、次のようなものなどがあります。
このような人権作文のテーマをまず決めて、パクリを無くしましょう。